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2005.05.20

ESクローン細胞

米韓チームが、患者の細胞からES細胞(万能細胞)を作り出すことに成功したそうです。
この技術を応用すれば、ES細胞から望みどおりの臓器を作ることができます。その臓器は、その患者自身の臓器なわけですから、拒絶反応はありません。

ES細胞の作るには、卵子が必要になります。
まず、女性から卵子を提供してもらい、その卵子から、女性の遺伝子が組み込まれている『核』を抜き取って『除核卵子』とします。その除核卵子に、患者の皮膚細胞などを移植して、しかるべき方法を取ると細胞分裂が始まり、望みどおりの臓器を作ることができるのです。

『しかるべき方法』と書いたのは、まだその方法が確立されていないからです。望みどおりの臓器を作る方法も確立されていません。確か、記憶が正しければ、なんかの薬品の濃度によってES細胞の分化があるらしいです。

しかし問題なのが、このES細胞、女性の胎内に移植すると子供ができちゃうんですよ。
これは患者のクローンなわけですから、日本の法律で言う『クローン規正法』に抵触します。日本だけではなくて、国際的にクローン人間は厳粛に禁止されています。

それ以前の問題として、ES細胞を作るためには生命の根源である卵子を潰すわけだから、倫理的な問題を常にはらんでいるのです。
今後、この議論に火がつくのは間違いないでしょうね。


それにしても……。
ついにリアルの世界もここまで来たかと思いました。
僕自身、このジャンルには興味を持っていまして、以前から注目していました。
遺伝子ドーピングとか、遺伝子組み換えとか、クローン人間……。
SFだけの世界かと思っていたら、意外とすぐそこまできているんですね。

ES細胞から作り出された臓器移植って言うのも遠くない未来にあるかもしれませんね。
そうすれば移植待ちで亡くなるっていうケースも消えるでしょうね。

このニュースの詳しいことは、ヤフーニュースに載ってます。

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