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2007.09.23

今月の棚模様

今月はですね、改変期の直前と言うことで平台を好き勝手にやらせてもらいました。主に、MF文庫Jを重点的に。

そしたら平台効果が顕著に表れること……。

 

なぜか、うちって灼眼のシャナやゼロの使い魔などのメジャーなところを並べても動かないんです。ですのでこう、もうちょっとマイナーな方向に走った、『けんぷファー』『きゅーきゅーキュート』を並べてみたところ意外と動くのですよ。

今月の既刊はMF文庫Jが一番売れました。

それに対してメディアワークスはメディアミックスが荒くなってきた感が。さて、このほころびがどのように影響してくるか? なんか、視聴者と作り手にギャップがあるような無いような。弾の空撃ちが増えてきたような気も。

それはメディアワークスの毎月の新刊数にも言えることで、今月は……14冊新刊出したんですか。これですと、当然読者はどれが自分の好みに合っているのかと物色するわけです。ただし、それは十分な配本があるからこそ言えることで……ここまで点数が多いと、まんべんなく配本することが難しく、自分がロックオンした物を買えなくなる可能性が高くなるのですよ。

ぼく、コンビニで働いてたこともありますけど、消費者が一番嫌うのが釣り銭の渡し間違えで、次が売り切れです。それに比べて出版は穏やかな物ですよね、発売日もアバウトですし。

なんにせよ、今の新刊数は新興ラノベが旗揚げする前の数と変わらないので、もう少しご一考の余地があるかと。お客さんのおこづかいには限度があるでしょうし。

 

そんなわけで、今月のMF文庫Jの既刊売れは、「自分がほしい物がここにある」「これ、面白そう」などのお客さんの心理の一端かな、と。

 

5年先、いまの勢力図がどのように変化しているのか……それはいかに書籍をまんべんなく人の日常的な行動範囲(通勤通学など)に配本できるかにかかってきそうです。

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Comments

実態のない・・・というか、土台のない売り上げっていう感じが結構するんですよねー。
5年後、10年後に棚における商品が今どれだけあるか?
ということを考えると、いつか崩れるんじゃないかと少しハラハラしています。

Posted by: かけるん | 2007.09.23 at 20:36

栄枯盛衰諸行無常の響き有りってところでしょうかね。

いまの記号の組み合わせっぽさが出過ぎている作品のラインナップをどうにかしないことにはどうにもならないと思うのですよ。
あとは続編偏重ですか。スレイヤーズみたいに番外編でだらだら続けるとか。新シリーズも出ているには出てるけど、長続きする空気ではないし。

昔の電撃は「売った」「読んだ」って言う実感があってよかったなあ。

Posted by: tetsu@管理人 | 2007.09.24 at 15:22

最近このブログを知り、読ませていただいてます。勉強になります!
私も書店員で、担当は、文庫 資格 語学 PC本
新書と地獄の毎日を送っています。どうぞよろしく!

Posted by: 本や | 2007.09.26 at 02:58

はじめまして。

ずいぶん担当をお持ちのようで……新書とかは時事問題に絡んで既刊が動くので死ねそうですね。神経の使いすぎで機能性胃腸炎みたいな。


いつもまともなこと言うわけではないので(笑)こんな趣味に偏ったブログですけれど、生暖かくヲチッててくれるとうれしいです。

Posted by: tetsu@管理人 | 2007.09.28 at 01:39

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